ナマコについて

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ナマコについて

ナマコ(海鼠・海参/英名:sea cucumber)はウニ、ヒトデと同じ棘皮動物門のグループの一つで世界に約1,500種、日本にはそのうち200種ほどが分布しています。食用はマナマコなど約30種類あると言われています。

日本や中国では古来より、ナマコを食料として利用してきた長い歴史があり、生食が中心の日本に対し、中国では内臓を除いて煮た後に乾燥させた乾燥ナマコとして食すのが一般的です。


資源の減少と価格の動向

21世紀に入り、中国の富裕層が増加すると高級食材としてのナマコの需要が高まり、年々漁獲量が増加してきましたが、近年、乱獲や密漁などにより資源量の減少を招いています。中国での需要増による価格の高騰が背景にあり、これからも価格は上昇傾向にあると考えられます。


ナマコの歴史・語源

日本ではすでに江戸時代の頃から縁起物として正月の雑煮の具(上置)に用いれらたり、「俵物」として清などに輸出されていました。

ナマコは漢方薬として古くから滋養強壮、皮膚病薬として用いられ、中国語でナマコを指す「海参(ハイシェン)」は、その強壮作用から「海の人参」との意味でつけられた名前です。

ナマコの栄養素

ナマコには、ビタミンB群・Eなどのビタミンや、カルシウム・鉄・亜鉛などの、ミネラル成分など豊富な栄養素が含まれます。

中国では、ナマコが慢性肝炎の治療薬として利用され、補腎強壮効果、動脈硬化の予防、性機能低下の回復作用、便秘の改善や利尿効果もあるといわれています。

また肌、皮膚を若々しく保つコラーゲンや、コンドロイチンといった栄養成分も含まれています。

北海道産
乾燥ナマコの特徴

乾燥ナマコは保存期間が長いのが最大の特徴です。賞味期限は常温で約2年です。戻すと13〜15倍に膨らみます。(当社調べ)

乾燥ナマコを戻して食べた時を戻して食べた時の食感はプルプルっとした感じで口当たりが良くどんな調味料ともよく絡み、炒め物やスープなどによく合います。
乾燥ナマコは高級中華料理の食材によく使われ、中国ではお祝いの席などでよくナマコの姿煮料理が出され、特に北海道産は人気が高いです。

「北海道産ナマコ」は6列の大きな突起が特徴で、見た目が大変美しく「黒いダイヤ」と呼ばれ、日本産ナマコの中でも特に珍重されています。北海道の荒波の環境で育つため、他の地方に比べ成長が遅いと言われています。
ゆっくり育ち新鮮で栄養素に高い餌をたくさん食べているので味はもちろん、食感、栄養、どれを取っても最高級 稀少性が高いわけです。

北海道産
塩蔵ナマコの特徴

活ナマコから内臓を取り出し素早くボイルした後に1日〜数日間塩漬けした物を塩蔵ナマコと言います。
塩蔵ナマコは冷凍で約1年、冷蔵で約1週間保存ができます。戻すと11〜13倍に膨らみます。(当社調べ)

塩蔵ナマコを戻して食べた時の食感はプルプルっとした感じで口当たりが良くどんな調味料ともよく絡み、炒め物やスープなどによく合います。
塩蔵ナマコは高級中華料理の食材によく使われ、中国ではお祝いの席などでよくナマコの姿煮料理が出され、特に北海道産は人気が高いです。

「北海道産ナマコ」は6列の大きな突起が特徴で、見た目が大変美しく「黒いダイヤ」と呼ばれ、日本産ナマコの中でも特に珍重されています。北海道の荒波の環境で育つため、他の地方に比べ成長が遅いと言われています。
ゆっくり育ち新鮮で栄養素に高い餌をたくさん食べているので味はもちろん、食感、栄養、どれを取っても最高級 稀少性が高いわけです。